TONOI ARCHITECTS OFFICE
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20140928
朝来の別荘にカーテンがはいりました。
製作はfabricscapeさんです。

設計の段階で窓を考えている際には、
どんな場所であれ周りが魅力的に引き立って見えることに集中しています。
カーテンなしで成立するような窓を目指しているとも言えると思います。

ですが、いざカーテンが足されてみると、
カーテンを開け閉めする所作そのものの楽しみ、布を通してみる風の動きや光、
布越しの眺望といった新しい魅力が建築に付加されたように感じています。

今回のカーテンは窓幅の2倍の長さの布が用意されています。
カーテンがなければ額縁でしっかりとフレーミングされた眺望ですが、
布をシュッと伸ばすと布越しに霞がかったような眺望。
布をダラッと弛ませると布のひだの後ろに見え隠れする眺望。
もうひとつ。
白を使っていない建築にあってほとんど唯一の白ですが、
少し生成りがかっている色も成功していました。