TONOI ARCHITECTS OFFICE
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20171003

いつもお世話になっている竹田工務店さんの工場で

柿葺の作業現場を見学させてもらいました。

 

さわらの木を短冊状に挽き割った柿板と竹釘を使用して葺く作業。

竹釘は一度に40本ほどを口に入れておくと聞き驚きました。

口に含んだ竹釘をプッと吹出し専用の金槌で打込み釘頭を叩き潰して固定させていきます。

現在は耐久性を考慮して数段ごとに銅板を仕込むのが標準になっているそうです。

釘の尖っている先端を舌で瞬時に判別して1本だけ口から出し

柿板に突き刺してスッと打込む一連の作業はまさに職人技。

実際に一通りの作業をやらせてもらいましたが、

竹釘を1本だけ口に入れてじっくり時間をかけて出しても方向を間違えてしまい、

打込みもなかなか真っ直ぐスムーズにはいきませんでした。

 

社寺建築で多く見られる葺き方でその作業を身近で見られる機会はほとんどありません。

今回は貴重な体験になりました。