TONOI ARCHITECTS OFFICE
20181003

設計のお手伝いをしました「やどまち西陣2018」がグッドデザイン賞2018を受賞しました。

関わっていただいたみなさまおめでとうございます。

http://www.g-mark.org/award/describe/48252?token=QLJpWtT3nu&fbclid=IwAR2D98lB3zKbRIrLCzEXX2sO2QbUdH_AxA36fNnZv2k3bQJ7bkBVXKfYX2I

建物のデザインだけではない取り組み全体を見ていただいたことが嬉しい審査評でした。

以下、審査コメントです。

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観光用地化する歴史のある町並みを救う、一つの方法として新しい提案だと思う。まずは住居として持続性を考え、コスト面から開放する観光ニーズに対 応する。資源として町屋を再生するならば、景観と共に営みがしっかり根付いた環境に興味を持つ。あらゆる規制を乗り越えしっかりと組み立てられた仕組みと 言える。

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20171003

いつもお世話になっている竹田工務店さんの工場で

柿葺の作業現場を見学させてもらいました。

 

さわらの木を短冊状に挽き割った柿板と竹釘を使用して葺く作業。

竹釘は一度に40本ほどを口に入れておくと聞き驚きました。

口に含んだ竹釘をプッと吹出し専用の金槌で打込み釘頭を叩き潰して固定させていきます。

現在は耐久性を考慮して数段ごとに銅板を仕込むのが標準になっているそうです。

釘の尖っている先端を舌で瞬時に判別して1本だけ口から出し

柿板に突き刺してスッと打込む一連の作業はまさに職人技。

実際に一通りの作業をやらせてもらいましたが、

竹釘を1本だけ口に入れてじっくり時間をかけて出しても方向を間違えてしまい、

打込みもなかなか真っ直ぐスムーズにはいきませんでした。

 

社寺建築で多く見られる葺き方でその作業を身近で見られる機会はほとんどありません。

今回は貴重な体験になりました。

 

20160308
もうふた月も前になりましたが、今年度の体験授業の2回め。
1回めに続いて紙管でつくるストラクチャーをつくりました。
今回は少し事前にスタディをして六角形で構成されたストラクチャーが完成しました。
また新たに問題点が上がってきたことに知見を得て、
年度末の紙管ワークショップで次段階のストラクチャーに挑戦します。





20151115
今年の体験授業。
紙管と輪ゴムによる構築物。
ぶっつけ本番だったので、今回の知見をもとに冬の体験授業で再挑戦します。

20151031
京都で設計するなら茶室くらい設計できるようになっとけよと、
芦田の恩師が設計している茶室の仮組みを見学させてもらいました。
一度工場内で加工、仮組立てを行ってから解体し、現場に運ばれて本組みになります。
上から仕上げが張られて見えなくなってしまうような軸組がほとんどなく、
ほとんど全ての材がそのまま仕上げの一部となって現れてきます。
木材を非常に即物的に扱っている建築という意味では、
伝統建築でありながら、茶室は大いに現代的な建築でもあると感じます。

それにしても10人近い大工が連動して加工をすすめられる熟練のチームワークが凄いです。

20150821
朝来のバンガローが1年点検を迎えました。
木肌もほどよく陽に焼け、内外ともに落ち着いた雰囲気になってきています。
敷地をできるだけ周囲の森に還したいという設計当初の意図は、
周囲で草木が自然に繁茂し始めて少しずつ目に見えてきました。
建物を大切に使いこんでもらっている様子も伝わってきて、
訪れるたび嬉しくなります。

点検後は少し足を伸ばして安藤忠雄氏設計の『木の殿堂』へ。
へんぴな場所に建っているにも関わらず、
竣工から20年が経つ今でも建築目当てで海外から人が訪れるそうです。
深い森に囲まれた空中の遊歩道、屋内の柱群、その間からこぼれる陽の光は、
日常で感じることのできない大きなスケールで圧倒されます。

屋内では木工体験等もでき、触れて遊べる木の玩具もたくさん置かれています。
入館無料で小さな子どもでも楽しめる場所なので、
たくさんの人に訪れてもらいたいと感じました。



20140113
秋に続いての冬の体験授業。
折り紙でHPシェル:双曲放物線面をもつ殻構造の構造体を作りました。
1.5m四方の画用紙を折ったHPシェルのピースを6つ組み合わせて構成されています。
人が入れるくらいの大きさで製作してみたいですね。

20131116
大学の体験授業での「風船のかまくら」。
白い風船をセロハンテープで連結し、
2m四方ほどの空間を2時間程かけて完成させました。
風船を膨らませる段階から始まると、
一体何をやらせるんだという重い雰囲気で始まるわけですが、
いざ空間が現れてくると、その意外性に俄然盛り上がり、
原寸の空間体験による気持ちの高揚感を味わってもらえたようでした。

願わくば、屋外に持ち出して空を背景に設置して光の透過を実感できると、
より豊かな空間体験になっただろうなぁ思います。


20131110
ずっと気になっていた朝来市の市民農園住宅を見学してきました。
世帯間に塀を立てたりすることなく、
各世帯の所有の区分などないかのように建物と農地が巧みにレイアウトされていました。
実際には、
一帯を蛇行しながら循環する道路、斜面地形、建物の向き、樹木、
これらを利用して世帯ごとの敷地の範囲が示されていますが、
この場所では所有の区分を明示しない建ち方がふさわしい。
そんな設計者のメッセージがよくよく伝わってきます。
緩やかな斜面にポツポツと点在する地形とともにある建築郡は一見の価値ありです。



20131025
かなり魅力的なデザインのバラック。